最初に、法律の勉強法についてご紹介します。
法律の勉強は、一つの分野を完璧にして次の分野に進んでいくという学習法
はあまり有効ではなく、
とにかく一回は最初から最後まで読んでみる、勉強してみるという方法
が有効です。
なぜなら、テキストの最後のほうに説明してある法律用語や概念が
テキストの冒頭にいきなり出てくるということがよくあるからです。
よって、
最初の方でいつもまでも停滞していると、一向にわからない状態が
続いてしまうのです。
テキストの中盤や終盤を読んでいて、
「あっ、テキストの最初の方のページにあったこの用語の意味はこういうことだったんだ」
とわかるようになることが多いのです。
次に、ノート作りについてです。
ノート作りはした方がいいのか、しなくてもよいのか悩まれる方も多いと思います。
ノート作りの
メリットは、要点を自分の視点でまとめることができること、復習がしやすいこと、自分の弱点が一目瞭然になることです。
逆に、
デメリットは、時間がかかること、理解したつもりになりやすいこと、ノートを作ること自体が目的になってしまいがちであることです。
結論を言えば、
今までの自分の学習法に沿った自分の方法を実践するのが一番よいと思います。
市販の参考書などにも要点がよく整理されたノートがあります。検討してみてください。
最後に、勉強法を確立する究極の方法は行政書士試験の合格者に勉強法を聞くことです。
合格者の勉強法を知ることによって、勉強法を具体的にイメージすることもできますし、
社会人で勉強時間が確保できないなど、自分と同じ境遇の合格者の体験談を参考にすることで
自分に合った勉強法を確立しやすくなるからです。
合格体験記では、合格者が実践した効率的な学習法や時間の有効活用法が紹介されていることが多く、
行政書士試験の勉強において非常に参考になると思います。
合格体験記は、市販されている合格体験記や予備校のパンフレットに記載されています。
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