行政法は、約20問出題されており、
法令科目の約半分は行政法からの出題です。
行政法は、
行政書士試験でもっとも重要な科目と言うことができます。
したがって、行政法を得意にすると合格に一気に近づきます。
しかし、行政法は憲法や民法と違って日常生活にあまりなじみがない分野を扱うのでイメージが持ちにくく、不得意にしている受験生が多いのが現状です。
事前にしっかりと対策を練って、勉強に取り組むことが大切です。
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行政法の一般的な法理論
行政法の一般的な法理論は、
抽象的な法律概念が多く、イメージが持ちにくい行政法の中でもとりわけ難しい個所です。
学習のコツは、最初から完璧な理解を目指さず、
80%の理解を目指すこと。
憲法、民法、行政関連法の理解が深まっていくにつれて、この分野の理解も深まっていきます。機会を見ては、何度も参考書を読み返してください。
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行政不服審査法・行政事件法・行政手続法
行政不服審査法、行政事件法、行政手続法は条文数も少ないため、主要な条文については覚えておく必要があります。
また、手続きの流れや、他の法令との関係や比較も出題されます。
一度、
主要な手続きの流れを自分の手で書くと、頭の整理できると思います。ぜひ、試してみてください。
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国家賠償法
条分は少ないため、
判例を覚えることが重要です。基本書に掲載されている判例を学習していけば、十分対応できるでしょう。
国家賠償法は、行政法の中でも学習をしやすいところですので、高得点を狙いたいところです。
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地方自治法
条文数も多く学習範囲も広いため、行政法の中では
最も厄介な法律です。民法と同じく、深入りしすぎると泥沼にはまります。
覚える知識は、まずは基本書にとどめて、過去問や問題集の演習を通じて徐々に応用的な知識を覚えていくようにしましょう。
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